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☆先輩と宴と理念と☆

2009 年 5 月 4 日 月曜日

HRKの経営理念は「和と礼譲を重んじ日々研鑽」です。

この経営理念は、母校の校訓と先輩の経営されている会社の理念を頂き
2つの「想い」を組み合わせて誕生しました。

今の自分たちがあるもの、主たるお客様である人生の先輩方のお陰である事を
いつまでも忘れる事なく、日々互いに研き合い世代を超えた架け橋になる事を
実践し続けると云う私たちの想いがこもっています。

先日、この経営理念の一部を頂いた先輩と久々に食事に行ってきました。

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まずは、小鉢の前菜を頂き…
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豆乳のスープで温まったあとは…
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豆腐のハンバーグや…
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旬のタケノコを美味しく頂き…
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揚げ物を頂きながらと、ホントに楽しいひと時を過ごさせて頂きました。
(全て、無農薬の有機農法で作られた新鮮な野菜を使われているそうです。)

先輩からは、厳しくも暖かいアドバイスを頂き
「言って頂ける事のありがたさ」を肌で実感し、心の帯が引き締まりました。

ゴールデンウィークも折り返し地点ですが
心もお腹も満たされた充実したひと時でした。

これからもHRKは、「和と礼譲を重んじ日々研鑽」を理念に邁進しますので
今後とも宜しくお願い致します。

☆母は強し☆

2009 年 4 月 29 日 水曜日

先日お邪魔した施設さんでの一幕。

利用者さんを誘導して頂く女性の職員さんのお腹が
心なしか「ふくよか」です。

もし万が一、間違ってしまうと大変失礼ですので、恐る恐る

「あのぉ…、もし間違ってたらゴメンナサイなんですが…もしかして、おなか…」

と、聞いて見ると

「そぉですよ音譜脂肪じゃなくって、希望が詰まってるんですチョキ

との、嬉しいお答えが返ってきました。

予定日は9月らしく、しかも3人目との事です。

しかも…

「テレビで、堀ち○みも言ってましたけど、2人目以降は一緒ですよ。授かりものですから、嬉しいですよね音譜

と、心強いお言葉も付け加えて下さいました。

そんな素敵なパワフルママさんの職員さんが
次に誘導して下さったのは、車イスでカットの90代女性の利用者さん。

カット中に、この職員さんの話になり

「おめでたいですよねぇ~。」

と、話していると…

「めでたいわなぁ~。私は8人産んだんやでぇ~。戦争や何やで今は5人しかおらんけど、子供はえぇよねぇ~。」

との肝っ玉ブリです。

3人目を身ごもりながらも、介護現場と家族を守りながら働く職員さんや
8人のお子さんと戦後を乗り越えた2人の女性とのひと時に
やっぱり母は強しだなぁ~と、再確認した今日この頃でした。

来月(5月)10日は母の日ですので、普段なかなか面と向かって言えない
「ありがとう」の一言を、何かプレゼントと一緒に渡しに行こうと思いますので
何かお薦めありましたら、教えて頂ければと思います。

もちろん6月の父の日も忘れずに…(笑)

☆散髪屋さんの散髪☆

2009 年 4 月 26 日 日曜日

先日、在宅で仕事をさせて頂いた時にご家族の方から

「理美容師の方たちの髪の毛は、自分で切るの?」

と、いう話になりました。

実はこの質問、理美容師になりたての頃も良く聞かれましたし
他の理美容師の方も、聞かれた事がおありかと思います。

この答えなんですが、もちろん自分で自分の髪の毛を切る
事は、私たちはできませんあせる
(できても、前髪を少し短くする程度しかできません。)

カットモデルと呼ばれる、いわゆる練習台になったり
他のお店のサービスを偵察がてら、ふらっと気になるお店に
行って、カット等をして頂いたりします。

その他、私たち福祉理美容師が福祉理美容師のカットモデルになる時は
車イスに座ったり、ベットに寝た状態でカットモデルになったりと
本番に近い状態での練習台になります。

ウイッグと呼ばれる人形でも、練習をしますが
やはり、本当の人間の髪の毛の「クセ」や「生え方」とは状態が
「似て非なるモノ」ですので人での練習が、やはり一番練習になります。

時には先輩や友人の頭を「トラガリ」にしたりと、練習を積み重ねて
私たちは技術を身に付け、皆さまのカットをさせて頂いています。

ちょっぴりアンバランスな髪型の理美容師を見かけた時に
仲間の練習台になったのねと、思い出して頂ければと思います。

☆ブログについて☆

2009 年 4 月 24 日 金曜日

最近、多くの方からコメントや読者登録を頂き、日々の励みにさせて頂いています。

本当にありがとうございます。

そこで今日は、いまさらではありますがこのブログについて
少し説明をさせて頂きたいと思います。

このブログは、当HRKの事業内容を知って頂くのはもちろんですが
マダマダ知られていない「訪問理美容」という業界を認知して頂くために始めました。

上記の理由から皆さまから頂くコメントは、本当にありがたく
拝見させて頂いています。

ご意見・業界への要望や不満等、厳しいご意見も大歓迎です。

コメントは承認制にさせて頂いていますが、ほぼ100%承認させて頂いています。

承認させて頂かない場合といたしまして…

1)HRK以外の、コメントを頂いた方への誹謗や中傷が記載されたコメント。
2)公序良俗に反するコメント。
3)スパムコメント。

は、承認させて頂いていません。
(判断は、HRKがさせて頂きますのでご了承ください。)

その他、訪問という形態の仕事をさせて頂いていますので
コメントの反映やメッセージの返事は、少々お時間を頂く事が多々あります。

また、アメーバIDをお持ちの方から頂く「読者申請」は
承認制にはしていませんので、お気軽に読者登録をして頂ければと思います。

これからも、HRKは日々邁進していきますので
まだまだ未熟ではありますが、今後とも宜しくお願い致します。

  訪問理美容
         HRK

☆リフレッシュ☆

2009 年 4 月 19 日 日曜日

最近、お陰様で多くのお客様・施設様から
御予約やお問合せを頂き、忙しくさせて頂いています。

本当にありがとうございます。

さて、話しは逆の方向へと行きますが、皆さんは
どのぐらいの周期で、休みを取っておられますか?

私も高校卒業と同時に入社した美容店では
営業・掃除が終われば、帰宅して食事後に店に戻り
2時頃まで練習し、翌朝は出勤の1時間前に出社して練習
休みの日には、大阪で1日研修や勉強会へと
まさに、休みナシの生活を続けていました。

元来、のめり込むと止まらない性格でしたので…あせる

最近まで、「休みなんて、いらないよ!」と、本気で思っていたのですが
今年に入り1月末頃から、左肩が上がらなくなり肩甲骨に激痛が走り
夜もなかなか寝付けないようになってきました。

このとき、何が1番の苦痛だったか…

それは、笑顔で仕事ができない事…

仕事の帰り道、自分の技術(カット)に100点を付けれるのに
トータルの、「自分の仕事全体」に、100点が付けられない悔しさ…

経験のある方はお分かりかと思いますが、コノ手の激痛は
人から笑顔を奪います…

このままじゃイカンと、時間を作り知人の先生に診て頂くと…

「定期的に治療に来なさい!それよりも、定期的にしっかり休みなさい!」

との、厳しい一言あせる

ココまで来ると「でも…」なんて言う余裕も無くなっていますので
定期的に治療に通わせて頂き、お陰様で無事復活したのが
先月の中旬です。

ホント、今年の前半は「自分」の健康の大切さを身に染みて実感しました。

お客様や自分の大切な方たちの笑顔は、まずは自分が笑顔でいれる事が
大前提なんだと痛感し、最近は定期的にリフレッシュする時間を
取るように心がけています。

忙しく仕事をさせて頂く事は、本当にありがたい事ですが
それは、自分が健康で心から笑顔でいれる状態で
初めて成立するのではないでしょうか?

もちろん、若さの持つ独特の「勢い」も大切だと思います。

忙しいスケジュールの中にも、ホッっとリフレッシュできるような
「一休み」の予定を入れてみるのも、なかなか楽しいモノです。

私は、読書や映画鑑賞、お風呂やカイロプラクティック・針で
一休みってのが、最近のお気に入りです。

もちろん、仕事後の一杯もたまりませんよね音譜
(休肝日…作らないと…あせる

皆さんお薦めの、ホッと一息リフレッシュ方。

何かありました、教えて頂きたく思います。

PS:最近、久々に自分で作った「やきそば」

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これで元気になれるんですから、案外リフレッシュって
ほんの些細な事で、できてしまうのかもしれませんね。

☆言葉のマジック☆

2009 年 4 月 14 日 火曜日

訪問理美容で在宅(個人宅)で、仕事をさせて頂く時に
よくご家族の方が、カットする場所に誘導して頂く時におっしゃる言葉に

「こけたら危ないから…」

という一言があります。

確かに高齢者の転倒・骨折は、その後の人生に大きな影響を
与える一大事になってしまいますので、ご家族を思いやるその気持ちは
大変よくわかるのですが、この一言は実は大変危険です。

では、私たち福祉理美容師や介護現場で働く方は
どう言うかといいますと…

「ゆっくりで大丈夫ですよ。」

と、言います。

これは、人は無条件に言葉に反応してしまう習性がある事を
理解した上での言葉なんです。

難しい言葉で「メンタルマネージメント」とか「アフアメーション」と
いわれ、スポーツ選手のトレーニング等で使われる技術で
営業職の方は、お聞きになった事があるかも知れません。

詳しい説明は、本が1冊書けてしまう内容ですので割愛させて頂きますが
簡単に説明させて頂くと、「こけたら…」と言われると人は無意識に
「こける」を連想し、実際にこけてしまうんですね。

小さいお子様がおられる家庭で試しに、ナミナミと水の入ったコップをお子さんに渡し

「コップの水を、こぼさずにコッチに持って来て」

と、お願いすると
お子さんは「こぼす」を連想して、かなりの確率で水をこぼします。

逆に

「ゆっくり、そのコップをコッチに持って来て」

と、お願いすると水をこぼす確率は、ぐっと低くなります。

不思議な不思議な言葉の持つチカラ。

大切なご家族との会話に取り入れて頂ければと思います。

☆健康診断と春と採血と…☆

2009 年 4 月 11 日 土曜日

私たち理美容師や訪問理美容師は、定期的に健康診断を受ける事が
理容師法・美容師法で、義務付けられています。

私も先日、健康診断を受けに行ってきたのですが
基本的にビビリの私は、注射が大の苦手ですあせる
(針が刺さる瞬間は、いまだに直視できません…)

受付を終えると、お待ちかね(?)の採血です…

注射器を持って登場したのは、新人さんらしき看護師さん…

視線をそらして、待ち構えていると「チクッ」っとした所で看護師さんが一言…

「すいませんが、うまく刺さらなかったんで、もう一度いきますね。」

「えっ?もう一度ですか???」

と、恐怖心と戦いながら看護師さんの方に視線を向けると
看護師さんの足が…めちゃくちゃ震えています…あせる

震える看護師さんの手には注射器というホラー映画よろしくのコノ状況。

話しかけてみると、やはり新人看護師さんだという事が判明。

こりゃいイカンと、最近マイブームのト○ロのモノマネで笑って頂き
お互いリラックスして、採血は2度目で無事終了しました。

この新人看護師さんを見ながら思い出したのは
私が修行時代、ドキドキしながら初めてお客様にシェービングをした時の事です。

どんなベテランさんも、みんな初めは新人さんです。

医療の現場に飛び込んだ、この看護師さんにエールを贈るとともに
緊張感を大切にしながら、リラックスして仕事をする事の大切さを学んだ
健康診断での一幕でした。

PS:注射が怖くなくなる方法をご存知の方がおられましたら
教えて頂ければと切望する今日この頃ですm(_ _)m

お客様のご家族からの手紙…

2009 年 4 月 9 日 木曜日

ご夫婦でHRKをご利用いただいているお客様の
ご家族から一通のお手紙を頂きました。

個人情報を伏せてのブログ掲載の許可を頂きましたので
御紹介させて頂きたいと思います。

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お世話になっています。○○区の○○のXXです。

先日は、両親の散髪をありがとうございました。

HRKさまに散髪していただくようになってから
両親も、2人で散歩したりと積極的に外出するようになり
妻と、よろこんでおりました。

どうしようかと悩んだのですが、妻とも相談した結果
今日、こうして筆を取らせていただきました。

実は先日、散髪をして頂いた翌日、夕食の時に父が

「明日は忙しくなるから、今夜は早いうちに寝るように」

と、突然言い出したので、何か予定があったのかと
家族で話していたのですが、コレといった予定も無く
家族で不思議に思っておりました。

翌朝になり、いつも1番に起きて来るはずの父が起きて来ず
妻が様子を見に行くと、父は静かに息を引き取っていました。

本人は、自分の「死」をどこかで感じていたのかもと
葬儀の用意をしている時に話をしていたのですが
初七日の終わった翌朝、今度は母がまるで父の後を追うように
そして、父と同じように、静かに息を引き取りました。

両親の葬儀は、どちらも親族のみで行いましたが
2人とも、苦しんだ様子もなく、安らかな寝顔でした。

昨年の10月頃から月に1度、HRKさまにはお世話になって
いましたが、こうして綺麗な髪形で両親を送れた事に
本当に感謝の気持でいっぱいです。

目立つ事は少ないですが、本当に素敵なお仕事だと思います。

私たち夫婦も歳を重ね、外出が難しくなる事になると思います。

どうか、その時は私たち夫婦の散髪も両親同様、宜しくお願い致します。

両親も天国から見守っている事と思いますので
どうか今後とも、御自愛御健勝下さい。

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ご夫婦の御冥福をお祈りするとともに
今の気持ちを忘れる事なく、仕事に励もうと
お手紙を読ませて頂きながら、再確認させて頂きました。

            合掌

☆子供たちの遊びの文化☆

2009 年 4 月 7 日 火曜日

訪問先の最寄駅に、予定より少し早く到着したので
桜並木の公園で、少し休憩していた時の一幕。

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小学生くらいの子供たちが、楽しそうに公園で走り回っています。

ホノボノした気分で、仕事前の缶コーヒーで休憩をしていると子供たちが…

「ジャンケンしよっけぇ~」

「えぇ~でぇ~」

「いんじゃんで、ほぉ~いっ!」

「なんで、『いんじゃん』やねん!変やわ!」

「そぉなん???」

「ジャンケンゆうたやんけ!オレいんじゃんするって、言うてへんで!」

「そっか。ホナ、ジャンケンで、ほぉ~いっ!」

「なんで、『で』が入るねん!タイミングずれるやんけ!」

「お前何か、ややこしいヤツやなぁ~。もぉえぇわ!」

と、自転車に乗って走り去って行きました。

ケンカしたのかなぁと心配したのですが
全員が同じ方向に走って行ったので、一安心です。

「ジャンケンホイ」・「ジャンケンでホイ」・「いんじゃんホイ」・「いんじゃんでホイ」
皆さんが子供の時は、どれがスタンダードでしたか?

地域によって色々あると思いますが、皆さんの地域の
「ジャンケンのスタンダード」を、教えて頂ければと思います。

幼い時から「ノリ」のタイミングを重視する大阪の子供たちの遊ぶ姿に
ホッコリさせて頂いた、桜の下でのひと時でした。

今年から始まりますが…

2009 年 4 月 5 日 日曜日

以前、先輩から薦めて頂いた映画がネット上で
今年から始まる「裁判員制度」のテキストとして取り上げられていたのを見つけ
時間を作り、先程まで見ていたのですが…

『個十二人の怒れる男』

50年以上も前の映画で、スラム街で17歳の少年が父親を殺害したとされる
裁判での、12人の陪審員が判決を決めるまでを描いた映画です。

だれもが有罪を確信していて、スグに評決が出ると思われていたのですが
12人中、たった1人(8番陪審員=ヘンリー・フォンダ)が
「無罪とはいえないが有罪とも言えない」と、言い出すところから
物語は始まります。

オープニングとエンディング以外の劇中で、一切BGMが使われていなかったり
エンディングまで主人公の名前が分からなかったりと
いわゆる「少し変わった作りの映画」です。

印象的なのは、主人公は激しい討論で他の陪審員が
感情的になり声を荒げても、決して怒鳴り返さずに
冷静に受け答えをしていきます。

すると…11対1だったのが、10対2になり…

相手の意見と自分の意見…そして自分の思いの伝え方…

仕事に係わらず、自分の思いがうまく伝わらずに
悔しい思いをした事がある私にとって
コミュニケーションをうまく行うヒントを頂いたような気がします。

古い作品で見られた方も多い映画かと思いますが
マダの方は、お時間のある時にでもゼヒご覧頂きたく思う作品です。